リテラシー教育とも深く関係する、サイコシンセシス(統合心理学)は、コーチングを実践する人たちと親和性があるようである。どちらも人間の可能性を引き出すことを志向するメソッドだからかもしれない。
サイコシンセシスの基本エクササイズのひとつに花が種から育つまでのイメージの中で再現するというものがある。これは基本訓練であるが、ここにサイコシンセシスのすべてが含まれているといってもいいかもしれない。
種が発芽し、茎が育ち葉がしげり、蕾が宿り花が開くまでの過程で起こることのすべて。その過程をイメージの中で再現し、生命のゆらぎを感じ取ること。このイメージング・エクササイズは、何かが成長したり発達したりする過程を象徴的に伝えることが狙いといわれている。
イメージの中で何度も花を育てるうちに、生命の奥深さや神秘性をダイレクトに感じとる感性が育まれる。
言葉を読む以前に自然を読む術を知っている感性。それを育むのは難しい。言葉を読む力を身につけたければ、本を読む訓練をすればいい。だが、自然から何かを感じ取り、自然からダイレクトに何かを読み取る力を身につけるには、努力がかえって逆効果になる場合すらある。
古来より日本人は自然を読む力に秀でていた。それが失われつつあるのが、現代という時代。そのような時代にサイコシンセシスは日本人が本来の心性を回復するための助けとなってくれるかもしれない。
サイコシセンシスとは何か?喩えるならそれは花が開くまでの過程で生じるすべてを比喩的に語り尽くそうとした努力の結晶である。
この蓮は、どこで撮影したのですか?
かわいいデス♪
投稿情報: 天使巻 | 2006年4 月 4日 (火) 22:17
天使巻さん
コメントありがとうございます。
この蓮は、神代植物園のばら園のそばの温室の中の池で撮影したものです。
投稿情報: Ryoji | 2006年4 月 4日 (火) 22:56
神代植物園!
そーでした!
すっかり忘れていましたが、近場に良いスポットがあったのだわ!!
情報、ありがとうございました。
あわせて、
「和音」へのリンクありがとうございます!
かなり恥ずかしいデスけど・・・・・。
伊藤さんに負けないように
天使巻もそろそろ花写真撮影復活して
ブログ更新がんばります!!
投稿情報: 天使巻 | 2006年4 月 5日 (水) 18:44